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ひとりぼっちが一番ラク
”「ぼっちキャラ」認定されたら煩わしいことから解放される。”
小中高の学生時代はひとりぼっちと思われるのがイヤで、何とか集団に溶け込もうと一生懸命だった。
結果、他人に合わせることにエネルギーのすべてを使ってしまい、疲れ果てていた。
そんな中、クラスの中でいつも独りで黙々と本を読んだり勉強しているクラスメートがいて、その時は彼のことを少し気の毒に思っていた。
しかし数年後、彼は地域で一番の進学校へ入学し、今は福祉関係の会社の経営者としてバリバリ働いている。
その彼いわく、ひとりでいることをどう捉えるかは気持ち次第であり、周りの雑音をきにしなければとてもラクで、自分のやりたいことに集中できたそうだ。
ハマれるものを持つ
”ハマれるものがあることで、「俺にはこれがあるからひとりでも絶望せずに生きていける」と思えるようになり、精神的に楽になった。”
52歳の独身で、親の介護をしなければならない現状において、今までのように仕事を生きがいにすることが、非常に難しくなってしまった。
しかし、今まで仕事に全集中しても、出世もできずに転職を繰り返してきたのだから、この機会に自分を見つめ直して、何かひとつでもハマれるものを見つけたい。
もう誰も結婚だなんだと言ってこなくなったので、ここは開き直って本当に自分が満足できるものを探そう。
本当のサバイバル力とは
”仕事に満足がいかなくても、お金が無くても、恋人がいなくても、好きなようにやっていける生き方をさがしてみることが大切だ。耐えきれないものからは逃げてしまえばいい、僕はこういう発想こそが本当のサバイバル力だと思っている。”
最近、学校で「生きる力」を教えようという取り組みのニュースを見ることがあるが、こういう事なんだと思う。
競争があってもいい、そのなかで勝者と敗者が出るのは仕方がない、でもそれは、ある一つの物差しでみた優劣に過ぎない。
世の中には多くの職業があり、色々な生き方がある。若いうちからひとつの負けや失敗に一喜一憂せずに、死ぬまでチャレンジするつもりで生きていけばいいのではないだろうか。
そう思わせてくれるヒロシさんの言葉だった。