内向型警備員の読書ブログ

いろんな本に助けられてきました

無敵の思考

 

何事もクソ真面目に考えすぎて、小さなことでクヨクヨしがちな自分ですが、定期的にひろゆきさんの本を読んで、心をリセットしています。

 

生活のランニングコストは上げない

「給料は下がってもタダで楽しめるのであれば、喰う分だけ稼いで楽しい生活をするという生き方をしたっていいはずです。」

 

自分は元々あまり物欲というものがなく、とりあえずご飯が食べられて、ゆっくり眠ることさえできれば大満足という怠け者なのですが、ひろゆきさんの言葉で、こんな自分の生き方を少し肯定してもらえたような気がしました。

 

「つまり、お金があったって、なくたって、僕は自分の軸で幸せを感じることができているんです。」

 

高い食べ物が必ずしもおいしいわけでもないし、広い部屋や高い車なども、なにかとコストがかかる。

自分が本当に必要なものを一つ一つ見直してみると、実はそんなにお金をかけなくても暮らせるのかもしれません。

 

消費者は一生幸せになれない

「楽しさや幸せを、”お金を使うことで感じる人”は一生幸せになれません」

 

「これさえ買えば、幸せになれる」ということを多くの広告は謳いますが、それを追い求めているうちは絶対に幸せになれません。

自分が稼げるお金には限度がありますが、人の欲望には限界がないからです。

そこでひろゆきさんは、消費者の人生から抜け出すための方法として、「クリエーター」になる。つまり「モノづくり」をする人になることを提案されています。

例えば「絵を描いて幸せ」「写真を撮って幸せ」「文章を書いて幸せ」など、お金をかけなくても幸せになる手段を持つこと。

これを持っていると、自分の時間さえあれば、その分だけ幸せになれます。

 

「考え方」で人は”幸せ=無敵”になれる

「お金があれば幸せになれる」と多くのひとがなんとなく思っていて、他にも「能力があれば」「頑張り続けたら」「ポジティブ思考だったら」などと考えて、そうでない自分は幸せになれないと思い込んでいる人も多いと思います。

しかしひろゆきさんは、その考え方が思い込みで、まさに思考停止の状態だと書かれています。

そして、これは「考え方」さえ変えれば解決できる問題であるそうです。

極端な話、お金がなくても時間が潰せて楽しければ、その方法は何でもいいはずです。

「趣味や娯楽にはお金がかかる」という思い込みを外して考えれば、意外とタダで楽しめることも多いことが分かります。

 

おわりに

「人はなぜ生きるのか?」という問いにたいして、「死ぬまでにできるだけ楽しく暮らすため」というのが、ひろゆきさんの今のところの答えだそうですが、自分もまさにそう思います。

そういった自分が生きるための軸を意識したうえで、仕事であったり、社会貢献なりを考えていくと、自分を過度に追い詰めることなく生きていけるのではないでしょうか。

何かと生きづらい現代社会、本書を読んで「無敵の思考」を身につけたいものです。